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杞憂

法は私たちを無法者の手から守ってくれる。

そう信じていた。。



だが、法が守ってくれるものは、実はお金だけなのである。
お金に換えられないもの、たとえば、人の命や、感情や、時間や、名誉などは、法をもってしても守ることはできない。

法は、その守れなかったものの価値を、お金に換算して、その代価を無法者に支払わせることしかできない。
権利というのは、その価値を表す値札にすぎない。


もし、私たちの大切なものが、無法者の手によって失われてしまったなら、いくら権利を主張し、代価を受け取ったとしても、失われたものは二度と戻らない。


法によって守られないなら、私たちはそれを自らの手で守るべく努力するしかない。
あえてそれを無法者の目の前に差し出すのなら、それなりの覚悟が必要だ。







あなたにその覚悟があるというのなら、私は、もう何も言わないことにする。
たとえあなたが悲しむ結果になったとしても、それは、自業自得だ!

といいつつ、それが杞憂に終わることを祈っている自分がここにいる。。




※ どこぞの例にならい、「あなた」へのリンクは貼らないでおきます。
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テーマ : orz - ジャンル : 日記